継続は力。続けるために不可欠な要素は楽しいと感じる要素を入れること。

継続は力ということは、実感していてもなかなか続かないというのが実際のところで、これまで何度も3日坊主で挫折した経験がある人が大半だと思います。

極めて重要で意義のあることでも、どうしても続かない。この問題を解決できたら、どれほどあなたの夢は叶ったでしょう、人としてどれだけ進化出来たことでしょう。これまでやってみようと決意ながら挫折した数々のトライアルが達成できていたら。

どうして、継続できなかったのか?これには様々な、もっともらしい出来なかった理由を述べることができます。

最終的には、自分を正当化するために、このミッションはそれ程重要ではなかったという言い訳で終わるのが、最もありがちな対処の仕方ではないでしょうか?

それが長年蓄積されて来ると、どうやら自分は何か思い立ってやろうとしても出来ない人間ではないか?という自分に対しての疑念、諦めのようなものが出てくるようになります。そして、いつの日か自分では気が付かないうちにチャレンジしなくなってしまう。

自分は出来ないというセルフイメージが完成してしまう。そうなってしまうとなかなかそこから抜け出すことは難しいです。年齢を重ねることは、その傾向に陥る可能性を高めます。

ここで考えるべきは、どうして継続するということが難しいのか?ということです。この問題が解決されると、あなたのこれからの人生は年齢に関係なく可能性に満ちたものになります。

継続するために最も重要な要素はなんでしょうか?

ミッションの社会的な必要性、重要性。自分の能力が発揮できるか。それを達成したときの充実感、達成感。自分にとって有意義であるか。など様々あります。ミッションを行う動機は十分にあるからと言って、それが継続できるかというと、それはまた別の話だということです。

ミッションの意義などはそれが社会性を帯びたものであればあるほど、動機は強いということになります。こうあるべき、など規範意識や正義感、道徳感に合致しているものは、強い動機付けを伴います。

動機付けの問題がクリアされれば、次はいよいよ継続の問題です。継続するために必要な要素とは何か?

思考を超えた感情に響くものであることは重要です。嬉しい楽しいなど陽性の感情を伴うものが重要な要素です。やってること自体が楽しい、それをしている状態が嬉しいなどの感情を伴うものであるかということです。更に報酬系を刺激することも考えられます。この作業をすると何か報酬が得られるということがあれば、感情に働きかけなくても頑張ることができます。

これは必ずしもそのミッション自体に、嬉しい楽しいという要素がある必要はありません。そのミッションに向けて取り組むシステムの中に嬉しい楽しい要素が入っていれば良いということです。

例えば、受験勉強の通信講座で継続は力なりの進研ゼミ「チャレンジ」や「Z会」。これを継続できていれば、今頃は悠々自適の生活が実現していたに違いないと思うわけですが、大半の人は挫折したのではないでしょうか?

毎月送られてくる進研ゼミやZ会の問題集に初めは一所懸命時間をかけて取り組んでいたのが、3ヶ月もすると封筒を開けることすらなくなり、床に積み上げられていく。それを毎日チラッとみて焦りを感じる効果はあったとしても、本来そのテキストに含まれている受験に使える重要な要素を取り入れることはできません。

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