困っている人を助ける人の心理

ご高齢の方に電車の席を譲ってあげたことはありませんか?

飛行機が目的地に無事着陸して降りる準備をしているときに、荷物棚の大きな荷物を取り出すのを手伝ってあげたことはないでしょうか?

階段で重いスーツケースを持ち上げようとしている女性をみて、スーツケースを担いであげた経験はないでしょうか?

逆に、自分が困っているときに、助けてもらった経験はあるでしょうか?

どちらの経験も多い人は、頼り頼られの関係に慣れていると考えられますが、あまり経験していない人は、そういう人間関係が得意ではないか、慣れてはいないのだと思います。

人は近くで困っている人を見つけると助けたくなる機能が備わっているようです。

人に助けてもらうことを受け入れられることは、自他の区別が低いこと、協調性があることを示すものです。

助けてもらうことを増やすことは、依存性を助長することとは別に協調性を育むことになります。

とかく、個性や個人が強調される時代においては、他者と協調する意識が不必要なストレスを軽減する効果的な方法と考えることができます。

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