心理師の仕事の領域＜主要5領域とその他＞

医療領域では、病院やクリニックで心理担当として働く場合があります。
教育領域では、幼稚園での巡回相談、学校でのスクールカウンセラー、大学の学生相談室などで働く場合があります。
産業領域では、社員向けにカウンセリングを行ったり、外部EAP期間に所属し、契約企業の社員に対してカウンセリングを行う場合があります。
福祉領域では、児童相談所や障害者福祉施設などで子供や障害者の方、高齢者の方などとかかわる場合があります。
さらに司法領域では、臨床心理士が家庭裁判所調査官や法務教官、法務技官など公務員かつ心理職として様々な方にカウンセリングや教育指導をする場合などがあります。

「医療・教育・産業・福祉・司法」といった様々な領域で活躍することができます。

これまで、伝統的には以上の領域のどれかに従事することが多かった心理職ですが、開業して自分のオフィスを開くこともできる点では医療機関が業務の主となる看護師、作業療法士など他のコ・メディカルとは異なる特徴といえます。公認心理師という国家資格が誕生し、更なる活躍の場が拡がっています。